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G7広島サミットの装飾花器として使用されたプランタン山田のオリジナル花器・マグネットツーク
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- 2023年に開催された第49回先進国首脳会議(G7 広島サミット)。
植物を引き立てる佇まいのプランタン山田のオリジナル花器・マグネットツークが会場の装飾花器として採用されました。
シルキータッチの質感とシンプルな水盤、かつコンポート形状が日本らしさを演出する花器です。
皿と台座がマグネットで接着されているため、用途によってコンポート型で使ったり、台座を上にしても、分離しても使える汎用性の高いことが特徴です。 -
主会場/米国首脳の宿泊ホテルルームに使っていただきました。
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- 安定感を重要視するために皿部分のみの使用できたのも、分離可能なマグネットツークだからこそ。
洋風・和風どちらのアレンジにも対応できるのは、マグネットツークの魅力の一つです。 -
「ひとつの商品で何通りも楽しめる花器を作りたい」 という主婦(現社長)のアイデアから生まれた商品です。
- 製造時には何度も失敗を繰り返し、ベテランの職人と何度も試作品を作り続けました。
長年、製造業を営んできましたが、初めての形状のため失敗の連続の日々。
・お皿部分にゆがみが生じる
・シンプルな色なので色むらが目立つ
・独自の原料を使っているため釉薬の調合具合が安定しない
など、様々な問題をひとつずつクリアしていきました。 -
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- 一番の難題、
焼成時にどうしても底面がきれいに仕上がらない問題に直面しました。
上のお皿の部分と下の台座の部分を切り離して、磁石でくっつけては?とひらめきました。
見事この問題をクリアしどこから見てもきれいな花器を作ることに成功し、販売するまでに至りました。 -
環境に配慮した製造で、社会に貢献したい
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- 創業100年以上続く陶器の製造メーカーとして
環境に配慮した商品を開発することも使命だと感じています。
製造工程や原料を見直すことにより、通常の陶器の製造時よりも38%の二酸化炭素削減に成功しました。 -
マグネットツークで簡単フラワーアレンジ
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生産者の想いと夢
- 1917年に輸出向け陶磁器の生産を始めたことから会社が始まり、製造業と貿易業を主な事業として長い歴史を持つプランタン山田です。
100年続く会社を、夫婦二人三脚で守ってきました。
環境問題解決の一助となるような商品を開発できたことは誇りとなり、
G7という大舞台で使っていただいたことは、自信になりました。
私共の集大成という気持ちで、
マグネットツークを世界に羽ばたかせたいと思っています。
この機会に、一人でも多くの方に使っていただき様々な使い方で楽しんでいただけると嬉しいです。